幸福にしてくれる石

パワーストーンの歴史

人類は古来より、占星術や風水など、さまざまな占いをつくってきました。
今ではスピリチュアル、恋占いなどエンターテイメントに使われることが多いですが、
もともとは天気を予測したり、敵の襲来を予知したり、病気や災いをはらうなど、
部族や国の命運をかけて行われるものだったのです。

記録として残っているパワーストーンの歴史http://www.fudan-mac.com/tutann.htmlの始まりは、4大文明の頃。
歴史の授業でやりましたよね。
覚えていますか?

4大文明とは人類最初の文明で、
エジプト文明・メソポタミア文明・インダス文明・黄河文明の4つです。

紀元前4000年に反映を築いたメソポタミアの地では、
ラピスラズリ・カーネリアン・ゴールドを使って作られた装飾品が数多く発見されています。
同様に紀元前3000年のエジプトではミイラに持たせた装飾品に数々の宝石があしらわれました。
死者の魂を守り、復活させる目的があったようです。

また、ラピスラズリ・ヘマタイト・アズライト・ゴールド・シルバー・コッパーといった宝石が
病気の治療薬として用いられた記録も残っています。
日本最初の宗教は八百万(やおよろず)の神様方式。
つまり、ありとあらゆるものには神様が宿っているという考え方でした。

これは鉱物にも当てはめられていて、
古事記・日本書紀といった文献でもヒスイ・珊瑚・真珠などが登場します。

宝石・鉱物はこのように、常に私たちとありました。
人間の歴史はパワーストーンとともにつむがれたといえます。

石の力が宗教的な意味合いを抜け出し、大衆カルチャーになったのは1970年代のアメリカ。
特に癒しの力が大きいとされた水晶がフィーチャーされ、
クリスタルパワーなんて言葉がつくりだされました。
この流れは1980年代に日本にも飛び火し、空前のパワーストーンブームがやってきます。

残念なことですが、詐欺や新興宗教などの被害も増えました。
そして2000年代、霊能者と呼ばれる人がメディアをにぎわし、
スポーツ選手や芸能人といった著名人が愛用することでスピリチュアルブームが起こり、
パワーストーンは隆盛を取り戻し、今に至っているのです。

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