有名なパワーストーン
パワーストーンには、一般の宝石店で扱っているものから、
普段なかなか聞かないマイナーなものまでさまざまな種類があります。
比較的名前の通ったパワーストーンを使うメリットは、やはり人の目なのではないでしょうか。
聞かれたときに聞いたこともない石より、自分も知っているものの方が話も弾みますよね。
有名なものを検討されている方は、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドなど
誕生石をベースに考えてみてはいかがでしょうか。
誕生石は人それぞれの星のめぐりや地域の宗教などによって選ばれているので、相性も良いはずです。
ここでひとつ、いいことをお教えしましょう。
現在一般的に知られている誕生石は、
1912年にアメリカの宝石商組合がつくったものがベースになっています。
これが1952年にアメリカ宝石小売商組合などの団体によって改定され、
さらに日本で1958年に全国宝石卸商協同組合によって制定されました。
つまり、本来の加護や宝石の由来はあまり関係なく、
販売戦略の一環として作られているということです。
製菓メーカーがつくったホワイトデー、お寿司屋さんがつくった恵方巻きと同じということですね。
だったら誕生石を身につけても意味がないじゃないかと憤慨される方がいるかもしれませんが、
そんなことはありません。
占星術などを元に作られた誕生石は、聖書などの文献でちゃんと調べることが出来ます。
また、パワーストーンの専門店であれば、お店が独自に調べた誕生石が存在します。
本格的なお店だと、誕生日を聞いた上で、
タロット占いなどを使って星の相性を調べ、教えてくれるところもあります。
誕生石は何を起源とするかで、同じ月でも変わってきます。
いくつかお店を回ってみると、面白いかもしれませんね。
ただこれはお店の迷惑になることもあるので、様子をみてやったほうがよいでしょう。
誕生石は誕生月によって定義されていますが、誕生日石という日によって定められたものもあります。
この中にはロードナイトやスノーフレークオフシディアンといった
あまりなじみのないものも含まれますが、それもまた新鮮でよいでしょう。